なぜか、負荷をかけると、FreeNASが壊れてしまうため、Openfiler に乗り換えた。前提条件は以下の通り。
- サーバは、 HP-ProLiant-ML115 G5
- HDDは、1TB x 4 でRAID10にする。
- USB4GBをブートメディアにする。
- USB-DVDドライブからインストールする。
■USB4GBをブートメディアにする。
これがはまったねー1日かかりました。
- Openfiler 2.3のISOイメージをダウンロードして、CD-Rを焼く。
- USB-DVDドライブでOpenfilerをブートできるようにする。
- USB4GBをマザーのUSBポートに指す。
- 起動。
- BIOS画面を出す。
- BIOS画面で、SATAを無効にする。
- BIOS画面で、USB-DVDドライブを起動ドライブにする。
- BIOS画面で、USB4GBをHDDに設定する。
- Openfiler のブートプロンプトで "linux expert" と入力。USBメモリを認識させる。
- USBにインストール。遅いUSBメモリだと超時間がかかる。速いやつでも、1時間以上かかる。
- インストール終了後、再度インストールCDからブートさせる。
- Openfiler のブートプロンプトで "linux rescue" と入力する。超重要!
- デフォルトだと、こんな感じでパーティーションが切られる。
sda1 /boot
sda2 /
sda3 swap - ブート途中に、マウントするけど? と質問がでるが、Noを選択する。
- こんな感じでマウントさせる。
mkdir /mnt/source/boot
mount /dev/sda1 /mnt/source/boot
mount /dev/sda2 /mnt/source - さて、面倒が続きます。chroot したいのですが、/mnt/source/boot 配下のファイルを使いたいので、先にコピーをします。
cp /mnt/source/boot/initrd-2.6.26.8-1.0.11.smp.pae.gcc3.4.x86.i686.img /mnt/source/tmp/initrd.gz
- chroot /mnt/source でchrootします。/tmp に initrd.gz があるはず!
- gunzip /tmp/initrd.gz
- cd /tmp
- mkdir /tmp/a
- cd /tmp/a
- cpio –i < /tmp/initrd
- これで、initrd が /tmp/a に解凍されます。ファイルを細工していきましょう。
- vi /tmp/a/init
- init スクリプトを編集します。echo "Loading jbd.ko module" の手前にこんな感じで、登録します。「間違えると起動しないので慎重に」
insmod /lib/sr_mod.ko
insmod /lib/sd_mod.ko
insmod /lib/uhci-hcd.ko
insmod /lib/ohci-hcd.ko
sleep 10
insmod /lib/usb-storage.ko
sleep 12 - カーネルモジュールをコピーします。
- cd /lib/modules/2.6.26.8-1.0.11.smp.pae.gcc3.4.x86.i686/kernel/drivers
- cp scsi/sr_mod.ko /tmp/a/lib
- cp scsi/sd_mod.ko /tmp/a/lib
- cp usb/storage/usb-storage.ko /tmp/a/lib
- cp usb/host/uhci-hcd.ko /tmp/a/lib
- cp usb/host/ohci-hcd.ko /tmp/a/lib
- これで、カーネルモジュールをコピーは終了です。パッケージに戻しましょう。
- cd /tmp/a
- find . | cpio –c –o | gzip –9 > /tmp/usbinitrd.img
- chroot から抜けるため、ここでexitします。
- cp /mnt/source/tmp/usbinitrd.img /mnt/source/boot/
- 改造したinitrdをコピーしたので、grub.conf も直しちゃいましょう。
- vi /mnt/source/boot/grub/grub.conf
- default=1 に変更し、0 からこんな感じでコピーする。
title Openfiler NSA (32-bit PAE) USB
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.26.8-1.0.11.smp.pae.gcc3.4.x86.i686 ro root=/dev/sda2
initrd /usbinitrd.img - umount /mnt/source
- umount /mnt/source/boot
- exit で自動リブートする。CD-Rを取り出しておく。
- USB4GBでブートをさせる。
ブートさせると、grubの選択画面がでます。USB版を選んで起動してください。普通に、起動できると思います(と、信じますw)
で、一度ログインして、root でシャットダウン(shutdown –h now)をしてください。
- 起動。
- BIOS画面を出す。
- BIOS画面で、SATAを有効にする。
- BIOS画面で、USB4GBを起動ドライブにする。
- grub でUSB版を選択する。sda2 が sde2 になります。行を選択して、e でeditして、b でブートしてください。
- (ブートできるはず)
- RAID10なので、先にこんな感じの操作をします。
- fdisk /dev/sda
- n で、swap パーティーションを作ります。512MBぐらい。t で、82 Linux swapにします。
- そのまま、n で全パーティーションを選んで、t で fd Linux raid auto にします。最後は、w で書き込みます。
- 同じ操作を /dev/sdb /dev/sdc /dev/sdd にします。
- mdadm –-create /dev/md0 –-level=10 –-raid-devices=4 /dev/sd[abcd]2 を実行します。fdisk /dev/md0 を実行します。
- mdadm –-detail –-scan >> /etc/mdadm.conf で設定を書き込みます。
- vgscan を実行する。
- pvcreate -v /dev/md0 を実行する。
- vgcreate storage /dev/md0 で「storage」というボリューム・グループに追加する。
これで、コンソールからの操作は終わりです。続いて、Openfiler 上で作業をします。ブラウザで、https://[IPアドレス]:446/ にアクセスしてください。Firefoxでは、「安全な接続ができませんでした」が出るが、「例外として扱う」を選び、「例外を追加」を選び「証明書を取得」して「セキュリティ例外を承認」をクリックしてください。IE/Opera/Google Chromeも同じような事をしないとダメかも。
- ログイン画面では、デフォルトのユーザ名である“openfiler”およびデフォルトのパスワードである“password”を入力する。パスワードは変えた方がいいかも。
- [system]タブの「Network Access Configuration」アクセス可能なアドレスを登録します。
- [Volumes]タブで、「storage」というボリューム・グループが見えているはず。
- [Services]タブで、iSCSI target server をEnable にします。
- [Volumes] の右側にある[Add Volume]を選択します。
- Volume Name を storage と入力し、Required Space をMAXにし、Filesystem を iSCSI に設定して、Createボタンを押します。
- 再度、[Volumes]を選び、右側の[iSCSI Targets]を選択する。
- で、[Add]を選択する。
- 再度、[Volumes]を選ぶ。
- [Edit]を選んで、[iSCSI Targets]を選ぶ。そして、[LUN Mapping]を選ぶ。
- [Transfer Mode]は、fileio が正解(らしい)
- [MAP]ボタンを押す。
- [Network ACL]タブを押す。
- Accessを[Deny]から[Allow]に変更して、Update ボタンを押す。
- CHAPはとりあえず無視。
- これで終了かな!?
ESXi から、iSCSIを見るには、VMware Infrastructure Client(VIC)を起動させて、以下のようにするといいらしい。
- [構成]タブの左側にある[ストレージ アダプタを選択する。
- 左側で小さく書かれている[プロパティー]をクリックする。
- [動的検出]タブを選択する。
- [追加]ボタンを押して、Openfiler(iSCSI)サーバのIPアドレスを指定する。
- 登録が終わったら、[閉じる]ボタンを押す。
- [はい]を選択する。
- はい!これで、ESXiからOpenfiler(iSCSI)が利用できるようになりました。
- パチパチパチ!完全終了~
で、いかがでした? 相当面倒ですが、iSCSIの環境をうまく作ると、爆速になるらしいです。みんな、頑張って! >って、俺もなw
—
[追記]
その後、7ヶ月。社内ESXi4*4+Openfiler(RAID10)で、ガンガン使っていますが、何も問題が起きていません。非常に安定していて逆に怖いw
関連する投稿
.
- Newer: ATOK 2009 for Windows AAA優待版 [DL]
- Older: これもある意味、テロ!?
Trackbacks (Close):1
- trackback from IT備忘録 09-05-11 (月) 6:52
-
Openfiler
フリーで5種類のファイル共有・同期を実現するアプリ”Openfiler”。簡単に

(8 票/平均: 4.63 out of 5)